たまごの殻の色の違いは?

たまごの殻の色の違いは?

たまごの殻には白、赤、ピンク、薄い青色など様々な色のものがありますが
これらは鶏の種類の違いです。
一般的には、白い羽の鶏は白い殻の卵、茶色の羽の鶏は赤い殻の卵を産みます。
では、ピンク色の殻の卵を産む鶏は??
これは白い羽と茶色の羽がブチ(まだら)な鶏が産みます。

卵の品質は鶏の種類の他、エサの内容によっても変わってきますが、
当社のたまごの味わいを殻の色で比較すると以下のような特徴があります。

白卵・・・さっぱりした癖のない味わい
赤卵・・・コクがある
ピンク卵・・・まろやかな風味

赤卵は、3種の中では一番エサを食べます。これがコクが出る理由だと思っています。
ピンク卵は、鮮度保持が一番長いです。これはたまごの呼吸する気孔が白卵、赤卵に
比べて小さく、卵の中の炭酸ガスや水分が抜けにくいのです。白身の濃度が一番高く、
これがまろやかさにつながっています。白卵は安定して卵を産み、卵1個作るための
エサの量も他に比べて少ないため、赤卵、ピンク卵と比べるとさっぱりとした味わい
に感じます。